名張市つつじが丘おもちゃ病院

三重県名張市つつじが丘でおもちゃの病院を開院しています。年中無休で修理は無料、部品代のみ実費です。おもちゃの修理依頼は tutuji@cb4.so-net.ne.jp へメールにてご連絡下さい。なお、宅配便での受け付けは行っておりません。このブログにはおもちゃ等の修理事例やツール製作などを載せていきます。故障診断や修理方法の改善等、ご意見をお寄せ下さい。

I2CインタフェースEEPROM(24シリーズ)ライターの製作

PIC電子オルゴールで外付けのEEPROMから音声再生をさせる事例を公開したら、方々からEEPROMへの書き込み手段についての問い合わせを多くいただいた。PICユーザの多くはPICkit3を使っていると思うが、PICkit3では24シリーズの書き込みができない。ドキュメント「PICkit3アプリケーション」のReadMe.txtによると、24シリーズに書くためにはPICkit3の基板から部品を2個(TR3とR50)取り外す改造を行うように指示されている。しかし、実際にそれをやる人は少ないのではないかと思う。

I2C_EEPROMライターPICkit3改造

24シリーズに書き込みができるライターが出回っている。例えば下記は24と25に対応していて、250円くらいだ。
I2C_EEPROMライターCH341A


僕の PICプログラマー は24と25に対応しているので、EEPROM書き込み環境としてお薦めするが、製作がやや面倒だ。そこで、PICプログラマーから24の書き込み機能のみを抜き出して、超簡易な 「I2C_EEPROMライター」 を作ったので紹介する。

今流行りの16F1454(@130円2018秋月価格)を使って廉価にした。200円くらいで作れる。

【外観】
I2C_EEPROMライター外観

【回路図】
I2C_EEPROMライター回路図

USBの+5VからLEDのVf分を降下させて、3.3Vを作っている。デバイスによっては動作電圧が3.6V以下のものがあるので、このようにしている。どうしても5Vで書きたいときはショートピンを挿す。

【配線図】
I2C_EEPROMライター配線図

【ソフトウェア】
PC側の制御ソフトはPICプログラマーの 「ISP」 をそのまま使う。

ライターのファームウェアはPICプログラマーの16F1459のものを16F1454に移植した。ピン数が少なくなるので、buildエラーにならないだけの必要最小限の変更に止めた。

【ダウンロード】
詳細な製作資料とファームおよびPC側制御ソフトの開発プロジェクトは ここから ダウンロードできる。

PC側の制御ソフトはGUIとプログラマー制御の2つから成る。
①GUIを担うVBプロジェクトは「ISP」、実行ファイルは「ISP\bin\ISP.exe」
カレントディレクトリを 「ISP\bin」 に置いて起動すればよい。

②プログラマー制御を担うVCプロジェクトは「ISPdll」、DLLファイルは「ISPdll\Release\ISPdll.dll」

プログラマー側の制御ソフトは
③16F1454のファームウェアでMPLABXプロジェクトは 「ISPpic16F1454\apps\usb\device\cdc_basic\firmware\ISPpic16F1454.X」
USBドライバー組み込みに必要な inf と cat は 「ISPpic16F1454\Windows」 にある。

【注意事項】
PC側の制御ソフトでは24シリーズ以外もデバイスの選択ができるが、それを選択してプログラムを実行すると爆発する恐れがあるので注意されたい。
スポンサーサイト
  1. 2018/05/01(火) 19:15:59|
  2. 製作記事
  3. | コメント:0
<<PIC電子オルゴールVer5_7で音符データ255個の制限を撤廃 | ホーム | PICプログラマー(18F14K50)のファームウェアのMPLABXへの移行>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

大泉茂幸

Author:大泉茂幸
名張市つつじが丘おもちゃ病院
名張市つつじが丘南3番町129
tutuji@cb4.so-net.ne.jp
090-5534-6494
連絡は上記のメール、またはSMSでお願いします。

子どもの頃から趣味は電子工作一筋でやってきました。理科離れが進む中で科学技術に興味を持つ子どもが少しでも増えて行くことを願って、子ども達に電子工作の活動の場を提供しています。

1981年からおもちゃ病院の活動を始め、2014年に三重県名張市への移住を機に「つつじが丘おもちゃ病院」を開院しました。自分でおもちゃを設計し製作する【おもちゃ工房】と、マイコンを応用した電子工作を楽しむ【マイコンクラブ】も併設しています。新規参加メンバーを募集しています。

本ブログで公開している技術情報や成果物のご利用および再配布はフリーです。読者様の技術活動のお役に立てば幸いです。ご利用いただいた結果や感想等を記事へのコメントやメールでフィードバックしていただけると有難いです。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

おもちゃ病院 (7)
技術情報 (9)
修理事例 (141)
製作記事 (74)
ドクター研修会 (2)
PIC開発 (9)
未分類 (8)

訪問者数

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR